
高野歯科医院
新潟市西蒲区巻甲1404-1
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Takano Dental Office

口腔機能低下
口腔機能低下とは、加齢だけでなく,疾患や障害など様々な要因によって,口腔の機能が複合的に低下している疾患。放置しておく と咀嚼機能不全,摂食嚥下障害となって全身的な健康を損なう。高齢者においては,う蝕や歯周病,義歯不適合な どの口腔の要因に加えて,加齢や全身疾患によっても口腔機能が低下しやすく,また,低栄養や廃用,薬剤の副作 用等によっても修飾されて複雑な病態を呈することが多い。そのため,個々の高齢者の生活環境や全身状態を見 据えて口腔機能を適切に管理する必要があります。
症 状
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口腔内の微生物の増加,
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口腔乾燥,
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咬合力の低下,
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舌や口唇の運動機能の低下,
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舌の筋力低下,
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咀嚼や嚥下 機能の低下
など複数の口腔機能が低下している。
お口の機能(口腔機能)は、大きく5つに分類されます。これらの機能が綿密に組み合わさって「食べる」「話す」という活動につながっているのです。
加齢などの影響で、どれかひとつの機能がうまく動かなくなると、徐々に他の機能にも影響していくため、注意する必要があります。
「5つの機能」と、それぞれが衰えた時に影響する口腔機能の低下
それぞれの機能を具体的にまとめると、以下のようになります。 ・咀嚼(そしゃく):食べた物を「噛む」機能。 ・嚥下(えんげ):食べ物や飲み物、唾液などを「飲み込む」機能。 ・構音(こうおん):舌や唇を使って「言葉を作る」機能。 ・唾液(だえき):食事や口腔内の清潔のために「唾液を分泌する」機能。 ・感覚(かんかく):食事や発声のために、口腔内の状態を感じて理解する機能。

たとえば「咀嚼」の機能が低下する原因としては、虫歯や歯周病、また入れ歯が合わないといったものがあります。 そうすると、単に「咀嚼機能低下」だけではなく、食べ物をうまく噛めないまま飲み込むことになり、嚥下機能にも影響を与えるのです。嚥下がうまくいかず、むせるのが心理的な負担になると、食欲が低下することもあるでしょう。しかしこの場合、虫歯や歯周病の治療、入れ歯の調整によって改善すれば、食欲は元に戻る可能性が高いというわけですね。
「口腔機能低下症」には、図に示された7つの診断ポイントがあります。
このうちの3つ以上に当てはまる場合、口腔機能低下症と診断されます。



①口腔不潔
①-1 口腔衛生状態不良の検査は,視診により Tongue Coating Index (TCI)を用いて,舌苔の付着程度を評価する。 舌表面を 9 分割し,それぞれのエリアに対して舌苔の付着程度を 3 段階(スコア 0,1 または 2)で評価し,合計スコ アを算出する(別添4)。TCI が 50%以上(合計スコアが 9 点以上)ならば口腔衛生状態不良とする。 ①-2 細菌カウンタ お口の中の細菌の数を調べます。、舌苔(ぜったい)の量を確認したりして診断します。




②口腔乾燥
口腔乾燥の検査は,口腔粘膜湿潤度または唾液量で評価する。 ②-1 口腔粘膜湿 潤度 口腔水分計(ムーカス,ライフ)を使用して,舌尖から約 10 mm の舌背中央部における口腔粘膜湿潤度を計測す る。測定値 27.0 未満を口腔乾燥とする。 ②-2 唾液量 唾液の分泌不足や口呼吸などで、お口が乾燥しているかどうかを調べます。 唾液量計測は,サクソンテストによる。医療ガーゼを舌下部に置き,2 分後の重量と比較する。2 分間で 2 g 以下の 重量増加を口腔乾燥ありとする。



③咬合力(こうごうりょく)低下
噛む力を測定する「デンタルプレスケール」を噛んで、力を測定します。咬頭嵌合位における 3 秒間クレンチング時の歯列全 体の咬合力を計測し、咬合力が 200 N 未満を咬合力低下とする。なお、義歯装着者は,義歯を装着した状態で計測する。


④舌口唇運動機能低下
オーラルディアドコキネシス Oral diadochokinesis
「パ」「タ」「カ」と5秒間発音し、口全体の動きが低下していないかを調べます。それぞれ1秒間に6回以上正確に発音できていれば問題ありません。オーラルディアドコキネシスにより『健口くん』で評価する。 6 回未満を舌口唇運動機能低下とする。
⑤低舌圧
舌圧測定器(JMS 舌圧測定器,ジェイ・エム・エス)につなげた舌圧 プローブを,舌と口蓋との間で随意的に最大の力で数秒間押し潰してもらい,最大舌圧を計測する。舌圧が,30kPa 未満を低舌圧とする。

⑥咀嚼機能低下
咀嚼能力検査