
高野歯科医院
新潟市西蒲区巻甲1404-1
高野歯科医院は、CT✨、顕微鏡🔬、セファロ📏、3Dスキャナー📡、レーザー🌟といった最新設備を備えた歯科医院です🦷💖!補綴専門医、歯周病認定医の院長は、小児のう蝕予防👶🍭こども矯正🦷🌈、さらに成人矯正🤓🪞インプラント🛠️、口臭治療🌬️🌺まで、幅広い治療を提供しています。6名の常勤歯科衛生士✨と5日/月の大学インプラント治療部の医師👨⚕️🌟もチームに参加していて、丁寧なサポートが受けられます🌟🌈!
Takano Dental Office
高野歯科医院に於ける アストラインプラントの破折5症例と埋入インプラント688本の統計的観察
5Cases Report of AstraTech Implant Fracture & Retrospective Study of 688 Dental Implants
インプラント補綴の後期トラブルで最も深刻なのはインプラント体の破折であり、その結果生じる苦痛や損害は患者だけでなく術者(歯科医師)にも大きな影響を及ぼす。Arturo Sánchez-Pérezらの文献(Med Oral Patol Oral Cir Bucal. 2010 May 1;15(3):e504-8.)によれば、その発生頻度は0.2%と報告されている。今回、アストラテックインプラントの破折症例を5例9本経験した。内訳はFixture3.5が2例4本、Fixture4.0STが3例5本であった。高野歯科医院で旧モデルのアストラインプラントを使用していた期間(2004年3月~2011年7月)に埋入・最終補綴を行った本数は688本(アストラ389本、ストローマン299本)で、破折率は1.3%、すべてアストラインプラントで発生した。埋入数は3.5が172本、4.0STが183本で、破折発生率は3.5が2.3%、4.0STが2.7%と、太径の方が破折率が高かった。特にFixture4.0ST(直径4mm)の破折は、全て回転防止構造(DableHeX)付きアバットメントとの組み合わせで起こり、この条件では破折率が40本中5本、12.5%と非常に高かった。Fixture4.0STは海外実績のあるFixture4.0を日本向けに改良(?)したもので、アバットメントの回転防止を目的にインプラント内面に12か所の角度120°のクサビを追加加工している。このタイプは2004年から2011年まで日本のみで販売・使用された。一方、Fixture3.5の破折はすべて連結トルク25Ncmのケースで発生し、この条件では破折率は105本中4本で3.8%だった。アストラインプラントではアバットメントの種類により連結トルクが15Ncmと25Ncmの2種類に使い分けられていた。
Key Words: AstraTech Implant, Fixture4.0ST, Fixture3.5, Fracture, DableHex, Tightening Torque, Flowering, Internal Cone Slipjoint


2004年3月23日 48歳3ヶ月
#45,#46,#47に対合歯の中心窩めがけて3本の4.0ST-11㎜を一回法にて埋入した。3ヶ月の治癒期間をへて補綴した。

2004年9月13日 48歳9ヶ月
アバットメントは当時メーカーの一番推奨されていた鋳造接合のキャストトゥアバットメント(回転防止のDableHex付与)を使用し奨励トルク25NcmでM2.0のスクリュー連結した。金属は白金加金を使用した

2004年9月13日 48歳9ヶ月
上部構造はそれぞれ単独で#46と#47は過大な力を考慮して小臼歯大とした。上部構造は白金加金のハイブリッド前装冠として、合着は仮着セメントとした。

2005年10月24日 49歳10ヶ月 1年1ヶ月後
インプラント#45が時計周りにおよそ30度前後回転した(動揺は無い)。インプラントとアバットメントの連結部での回転です。DableHexが崩壊したのです。 これがインプラント破折の最初の前兆でした。

2004年9月13日 48歳9ヶ月
最終補綴

2005年10月24日 49歳10ヶ月
#45DableHeXの崩壊

2005年10月24日 49歳10ヶ月
#45DableHeXの崩壊

2010年7月21日 53歳7ヶ月
#45と#46の破折を疑わせるX線写真所見(破折線に一致した辺縁歯槽骨の垂直性吸収所見)

2011年6月2日 54歳5ヶ月 最終補綴5年9ヶ月後
#46の 脱離で来院アバットメントからスクリューの破折を伴わない脱離で来院

2011年6月2日 54歳5ヶ月 5年9ヶ月後
Tooth#45,#46 は幾度かのスクリューの緩みを繰り返すうちにセメント固定がいつのまにかスクリュー固定に変更されてます

2011年6月2日 54歳5ヶ月
5年9ヶ月後
#46の脱離で来院X線写真にて明らかに破折を認めた。ところが#45,#47は共に辺縁歯槽骨の吸収が顕著だったがインプラントの破折の確定診断できなかった。

現在、後ろ向きに診断すれば#45と#47は異常な歯槽骨の吸収があり、特に#45には明らかな破折線とAbutmenntとImplanntとのDableHex部での間隙が認められ破折の診断が出来る。2011年6月2日 54歳5ヶ月 5年9ヶ月後
家庭で脱離した#46アバットメントとHB冠
信じられない脱離です。両隣接するのはインプラント補綴アバットメントの凸部のナメラレ方も非常に小さかった。
