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高野歯科医院アストラインプラント破折
高野歯科医院アストラインプラント破折

2006年1月31日 36歳11ヶ月
通法に従い対合歯の中心窩目掛けて埋入 埋入時の最大トルクハ25Ncm、歯冠インプラント比は0.8、 アバットメントは白金加金を鋳接したキャストゥアバットメントを使用した。アバットメントの インプラントの連結トルクは25Ncm

高野歯科医院アストラインプラント破折

2006年1月31日 36歳11ヶ月
ガイドは犬歯誘導とし側方からの力を極力軽減させた。上部構造はPFMCでセメント仮着で連結はしなかった。

2005年8月3日 36歳5ヶ月
初診 ナイトガードは未使用

高野歯科医院アストラインプラント破折

2006年2月7日 36歳11ヶ月
反体側の#46はストローマンインプラントの直径4.1mm長さ12mmを使用した。上部構造は同じくPFMCとした。

高野歯科医院アストラインプラント破折
高野歯科医院アストラインプラント破折

2006年1月31日 36歳11ヶ月
最終補綴2週後
ところが最終補綴9ヶ月頃より何度かのスクリューの緩みを起こす。これが破折の前兆です。 あまりの頻発するのでDableHexに嫌気をさして2007年3月30日(1年2ヶ月後)アバットメントからやり替える。DA5LowにPFMCを使用。

2007年10月11日 38歳7ヶ月
信じられないことに、なんと翌日再びガタツクと言って来院

高野歯科医院アストラインプラント破折

2007年10月10日 38歳7ヶ月 それもわずか6ヶ月の機能で終わった。DableHexを使わないDA5でも再びスクリューの緩みが起こった。 X線写真をよく見ると(矢印)アバットメントとインプラントの間に隙間が認められる。辺縁歯槽骨の吸収像も認められる。ネジを増し締めしたが…。

高野歯科医院アストラインプラント破折

2007年10月17日 38歳8ヶ月 補綴後1年9ヶ月  それはまさに青天の霹靂が1週後におこりました。アバットメントスクリュー破折を伴うインプラント本体の破折(まさか!)が起こったのです。確かに咀嚼力歯強い方だが反対側のストローマンインプラントは順調なのに…

高野歯科医院アストラインプラント破折

2007年10月17日 38歳8ヶ月最終補綴後1年9月 2本のアバットメントは共にスクリューの移行部で破折していた。この症例が私が体験した最初のアストラインプラントの破折インプラントでした。当然その後はキャストトゥアバットメントと4.0STの組み合わせ(DableHex)に疑心暗鬼が生じた。その後は連結トルクが15Ncmの海外での長期にわたる実績のあるネジ止めのユニアバットメントが4.0ST の高野歯科医院の第一選択となった。

高野歯科医院アストラインプラント破折

2008年1月23日 38歳11ヶ月  リカバリーとして、遠心(#37)に20年近く使用してインプラント破折の皆無のストローマンインプラント(SS4.1-12mm)を埋入した。13mmのインプラントの除去は患者様の負担の大きさを考えてスリーピングさせた。当時はアストラインプラントの専用のトレフィンバーは未販売でした。

高野歯科医院アストラインプラント破折

2012年6月5日 43歳3ヶ月ストローマンでリカバリーして4年3ヶ月経過 ようやく遠方への転勤から戻って来ました。順風満帆、ストローマンインプラント頑張っておりますよ。スリーピングさせた破折インプラントも悪さはしてないようです。しかし周囲の歯牙の崩壊は止まっておりません

高野歯科医院アストラインプラント破折

2013年1月7日 43歳11ヶ月 リカバリー後4年11ヶ月 なんとインプランと破折を体験した患者様がさらなるインプラントを希望したのです。4本のインプラントを追加埋入させて頂きました。

高野歯科医院アストラインプラント破折

2012年6月5日 43歳3ヶ月ストローマンでリカバリーして4年3ヶ月経過

高野歯科医院アストラインプラント破折
高野歯科医院アストラインプラント破折
高野歯科医院アストラインプラント破折

2013年9月9日 44歳6ヶ月 X-Ray診断にて隣接するストローマンの支持骨への炎症の波及が始まった為、Sleepingさせた破折アストラを撤去。 破折線は2か所のDableHexを通過していた。

2013年2月27日 44歳0ヶ月 リカバリー後4年11ヶ月 スリーピングさせた破折インプラントによる周囲歯槽骨の吸収の危険性や撤去時のリスク等を患者様と相談したうえで撤去はしばらく見送りとした

高野歯科医院アストラインプラント破折

破折アストラインプラントの骨吸収は隣接インプラントの手前でかろうじて止まっていた。

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